前田家ゆかりの茶室や、 輪島塗や九谷焼など地元の伝統工芸で演出され、大人の時間を細やかに演出した館内はさながら美術館。
輪島出身の工芸家・角偉三郎の代表作の合鹿椀・へぎ板・お重・工房再現等・沈金のパネルや書等をご覧いただくことができます。
※開館十周年を機に十月一日より
加賀屋別邸松乃碧内に移転しました。今まで同様お気軽に
お立ち寄りくださいますようお願い申し上げます。
松乃碧の館内の美術館。
エントランスギャラリーには工芸品の数々が飾られ、中でも赤と黒のコントラストで彩られた輪島塗の漆器が和の趣を感じさせます。
入館時間 | 11:00~15:00 |
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入館料 | ワンドリンク付 1,000円(税込) |
駐車場 | 30台(無料) |
輪島市出身の漆工芸家。
漆とは、木とは何かを問い、能登の職人たちと向き合うなかで生まれる「空気が必要とするかたち」を追求し続け、その作品は国内外で高い評価を得ています。
1940年 | 輪島生まれ |
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1955年 | 沈金師 橋本哲四郎に入門 |
1962年 | 「日本現代工芸美術展」入選 |
1981年 | 和倉温泉加賀屋ラウンジ壁面「天女の舞」40m制作 その後、器の世界へ転向。国内外で高い評価を得ている。 |
2005年 | 65歳で他界 |
輪島塗の漆器は、全124工程にも及ぶ手作業がございます。大きく分けると、木地、きゅう漆、加飾の3つ、それを細分すると椀木地、曲物木地、指物木地、朴木地、下地、上塗、呂色、蒔絵、沈金等になります。
長い年月をかけて天然の漆を塗り重ねることが、数ある漆器の中で輪島塗が一番強いと言われる理由のひとつです。
漆を使用することにより、丈夫さと仕上がりの美しさに加え、拭けば拭く程ツヤが出て、何年も何十年も購入時の美しさを保つことができます。
漆を指や藁などで塗り、その表情を器にとどめたり、あえて色むらを生かすきゅう漆技法など、既成の伝統的技法を超越した塗りは漆器の新しい地平を拓いています。
日常で使われ、実感する「美」
館内では販売も行っております。
使うほどに味わい深くなる漆器は
何年も、何十年も使い続けることができます。
大切なあの人へのプレゼントに。
自分へのご褒美に…。
松乃碧にご宿泊されるお客様は、海の見えるお茶室で本格的な茶道を体験することができます。
歴史ある空間で絶景を眺めながら、おもてなしの心と日本の文化をご堪能いただけます。
利用時間 | 14:00~18:00 |
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ご予約 | フロントにてお申込み 1席 1名~6名程 |
30分間隔で1席毎にご案内、ご利用いただけます。
ご希望の方は、ご宿泊日当日のチェックイン後、フロントにてお申し込みください。
※他のお客様とご同席いただく可能性がございます。
01
剣梅鉢紋と
鳳凰の描かれた格天井
02
火燈窓(かとうまど)
釣鐘型
03
床の間の天井の
一枚板に龍の絵の織物